わが妹、わが花嫁よ、 あなたの愛は、なんと麗しいことであろう。 あなたの愛はぶどう酒よりも、 あなたの香油のかおりはすべての香料よりも、 いかにすぐれていることであろう。
しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、
愛する者よ、快活なおとめよ、 あなたはなんと美しく愛すべき者であろう。
わたしは、すべての物を受けてあり余るほどである。エパフロデトから、あなたがたの贈り物をいただいて、飽き足りている。それは、かんばしいかおりであり、神の喜んで受けて下さる供え物である。
わたしが起きて、 わが愛する者のためにあけようとしたとき、 わたしの手から没薬がしたたり、 わたしの指から没薬の液が流れて、 貫の木の取手の上に落ちた。
没薬、乳香など、商人のもろもろの香料をもって、 かおりを放ち、 煙の柱のように、荒野から上って来るものは何か。
王がその席に着かれたとき、 わたしのナルドはそのかおりを放った。
巻物を受けとった時、四つの生き物と二十四人の長老とは、おのおの、立琴と、香の満ちている金の鉢とを手に持って、小羊の前にひれ伏した。この香は聖徒の祈である。
わが妹、わが花嫁よ、あなたはわたしの心を奪った。 あなたはただひと目で、 あなたの首飾のひと玉で、わたしの心を奪った。